父母の会
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【父母の会観戦報告】2025 関東高校サッカー大会 県大会2回戦 対 茗渓学園
関東高校サッカー大会 茨城県大会2回戦 対 茗渓学園 2025年4月29日(火)14:00~
日立一高
VS
茗渓学園
前半
1
―
0
後半
0
―
0
合計
1
―
0
令和7年度関東高校サッカー大会茨城県大会 2回戦 対茗渓学園戦は、爽やかな風が吹き渡る青空の下、神栖海浜サッカー場で行われました。1回戦を3×1で快勝した日立一は、今日の茗渓戦にも勝って、昨年と同じベスト8入りを決めたいところです。
前の試合がPK戦までもつれ込んだ関係で、試合は当初の予定より30分遅れの14時に日立一のキックオフでスタート。序盤、日立一は相手ゴール前へロングボールを入れてチャンスを作ろうとします。なかなかフィニッシュまで持ち込むことはできませんでしたが、ジワジワと相手にプレッシャーをかけていきます。
すると前半13分、DFが自陣から相手ゴール前までロングフィードを送ると、相手のクリアによって右CKを得ます。スタンドからは「ゴール!ゴール!」という大声援が送られる中、キッカーが蹴ったボールは緩やかなカーブを描くと、マークを振り切ったDFが頭で合わせ、ボールはGKの手を弾いてゴールネットに突き刺さりました。幸先よく日立一は先制します。
茗渓もパスを左右に散らして、日立一陣地に迫りますが、日立一は素早い寄せからピンチの芽を摘み、相手の攻撃を封じていきます。
一方、追加点が欲しい日立一も縦横にパスをつなぎながら、茗渓ゴール前へ迫ります。
前半19分には、敵陣左奥でFKのチャンス。キッカーが直接ニアサイドへ低いシュートを放ちますが、GKにキャッチされます。
前半24分、日立一はロングボールを受けたMFが右サイドから中央に切れ込みラストパス。FWがシュートを放つも相手DFにあたってボールがこぼれ、ゴール前での混戦の中から一高FWが押し込もうとしますが、GKの好セーブにあい、惜しくも追加点とはなりません。
前半31分にも敵陣左サイド中盤でFK。キッカーがファーサイドへ高いクロスを送りますが、タイミングが合わず、そのままゴールラインを割ります。
その後は、互いに相手陣地に攻め込むものの,シュートまで持ち込めないまま、前半が終了します。
後半開始早々、同点に追いつきたい茗渓は立て続けに右CKのチャンスを得ます。いずれもショートコーナーからクロスを上げますが、一高DFが跳ね返します。
日立一も後半6分、11分と右CKのチャンスを得ますが、いずれもDFが頭で合わせるものの、ボールはゴールバーの上へと外れます。
後半12分、茗渓はファウルのリスタートから右サイドで縦パスをつなぎ、最後はFWがフェイントで一高DFを交わして強烈なシュート放ちますが、GKが咄嗟に伸ばした右足にあたって失点を免れます。この試合、唯一と言ってもいいピンチをGKのスーパーセーブでしのぎます。
後半13分、日立一はFW2名を交代して、さらに攻撃をたたみかけます。
後半18分には右CKから、25分には左CKからゴール前へピンポイントのクロスが供給されますが、ヘディングシュートは惜しくもゴールバーの上へ外れます。
後半29分には、敵陣奥の右サイドでボールを奪ったMFがゴール前へグラウンダーのラストパス。FWがダイレクトでシュートを打ちますがゴール左へと外れます。
何度もチャンスを作りましたがゴ追加点を挙げられないまま、試合はそのままタイムアップ。1×0で日立一が勝ち、ベスト8へと駒を進めました。
追加点こそ奪えなかったものの、細かいパスをつなぎながら相手ゴール前へ迫る攻撃の形はできていましたし、相手を零封できたことで良い流れで次戦に臨めると思われます。
次の相手は新人戦準優勝の第一学院。簡単に勝てる相手ではありませんが、チーム一丸となって戦い、昨年を上回るベスト4進出を実現してください。
掲載日 令和7年5月6日