父母の会
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【父母の会観戦報告】2025 IFAリーグ3部 対 水海道第一A
2025 IFAリーグ3部 対 水海道第一A 2025年6月21日(土)14:40~
日立一高
VS
水海道第一A
前半
0
―
0
後半
2
―
0
合計
2
―
0
2025年IFAリーグ3部Aが約2か月ぶりに再開され、第6節 対 水海道第一戦は、高温の中、鹿嶋市の高松緑地多目的球技場で行われました。
現時点で5戦2勝2敗1分けの日立一。2部昇格を果たすためにも、まずは今日の試合を勝って、弾みをつけたいところです。
試合は海一のキックオフでスタート。序盤は互いに相手の出方をうかがうような展開でしたが、開始10分過ぎぐらいから徐々に日立一が試合の主導権を握り始めます。
日立一はボールを回しながら、両サイドからの攻撃で、相手ディフェンスを切り崩そうとしますが、フィニッシュのところでゴールを決めきることができません。
左右のCKからの攻撃もゴールに結びつけることができず、特に前半31分にはフリーになった選手が頭で合わせたものの、惜しくもゴール左に外れてしまいます。
何度もチャンスを作り出しながら、ゴールを挙げることができず、もどかしい気持ちのまま前半が終了しました。
気持ちを入れ直して臨んだ後半。日立一はキックオフ直後からパスをつないで海一陣地に攻め込みます。最後は左サイドからクロスをGKにキャッチされますが、得点を予感させるプレーに期待が高まります。
すると後半3分、ピッチ中央から右サイドに流れたボールを、チームの魂ともいえるキャプテンが回収すると、そのままドリブルでライン際を駆け上がり、ボックス内に切れ込んで中央へラストパス。相手DFに当たって跳ね返ったボールを、今度はヘディングでゴール前にパス。ボールがバウンドして浮いたところを3年FWが華麗なボレーシュートを決めて待望の先取点を挙げます。
このゴールで試合の流れは一気に日立一に傾き、流れるようなパスワークから、海一ゴールへ何度も迫ります。
後半15分、日立一はFW2名を交代し、さらにアグレッシブに攻撃を仕掛けると、途中出場の3年FWが放ったシュートがゴールポストに当たるなど、チームに勢いをもたらします。
後半24分、日立一は敵陣左サイドでのスローインから、途中出場の3年FWがボールを受けると、ドリブルで中央へ進み、PA手前からミドルシュートを放ちます。GKがボールをはじいたところを、DFからFWにポジションチェンジした3年生が、豪快に蹴り込み、貴重な2点目を奪います。
負けじと海一も反撃を試みますが、日立一は素早い出足で相手にプレッシャーをかけてボールを奪い、相手の攻撃を封じこめます。
そのまま試合はタイムアップ。攻守にわたって圧倒した日立一は2×0で快勝し、リーグ戦後半の初戦を白星で飾りました。
先日の総体予選準々決勝の鹿島学園戦に続いて、この試合をもって3年生数名が引退。一部の選手を除いて、次節の試合がラストマッチとなる3年生も多いと思われます。
6月28日の試合では、総体予選でも見せてくれたような、今年度のチームスローガンの「一心」のサッカーを全員でやり切って、3年生には有終の美を飾ってほしいと思います。
掲載日 令和7年6月28日