日立一高B	VS	多賀B
前半	2	―	0
後半	0	―	0
合計	2	―	0

　IFAリーグ4部B　第2節対多賀B戦は、五月晴れの下、多賀高校グランドで行われました。
　Bチームは第1節の試合がなかったため、この試合が初戦でした。
　強風が舞う中、試合は多賀高校のキックオフで始まりました。序盤は互いに相手PA付近までは攻め入るものの、シュートまで持ち込めません。
　日立一も両サイドから切り崩そうとしますが、決定機を作り出すことができないまま序盤が過ぎていきました。
　日立一のファーストシュートは前半15分、中央付近で相手との競り合いからMFがボールを奪うと、そのままドリブルで駆け上がり、最後は左サイドのFWへボールが渡ってシュートを放ちますが、GKに止められます。
　続けて前半17分には相手のパスミスのボールを奪うと、中央から一旦右サイドに流し、最後はゴール前へスルーパスを送りますが、一歩届きません。
　しかし、前半28分、自陣中央からパスをつないで攻め込み、最後は相手縦へのスルーパスを相手DFがクリアしたボールが、そのままゴール内に転がり込み、オウンゴールとなります。
　これで勢いづいた日立一はさらに連続攻撃を仕掛けると、後半31分、相手のDFのクリアボールを奪い、最後はゴール前のFWへスルーパス。GKが飛び出してきたところを、冷静にコースを見極めてトゥーキックで合わせて2点目を挙げます。
　前半はそのまま終了。2×0で折り返します。
　後半に入ってからも日立一はピッチ全体を使ってパスを回しながら攻め立てます。後半16分には相手PAでボールを奪うと、一旦右サイドに流してからクロス。これは相手DFにクリアされますが、セカンドボールを奪うとショートパスをつないで、最後はフリーのFWが右足を振り抜きましたが、ゴールバーの上へと外れます。
　後半18分には、日立一DFが味方にパスを出そうとしたところでボールを奪われ、ドリブルからシュートを打たれますが、前につめたGKの好セーブにより失点を防ぎます。
　後半23分にも、多賀高はゴール前中央からシュートを放ちますが、GKがファインセーブでゴールを割らせません。
　その後も試合は日立一が有利に試合を進めましたが、追加点を挙げることはできず、そのままタイムアップ。2×0で勝利を手にしました。
　試合全体を通じて、日立一の選手たちは溌溂としたプレーを見せてくれました。相手のGKの好セーブもあって、得点は2点にとどまりましたが、次節ではさらにゴールを決めてくれることを期待します。

 
 
 

 

 
※なお、同日、日立北高グランドで行われた　日立一高C　対　日立北　は0×0の引き分けでした。