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日立一高 |
VS |
古河第一B |
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前半 |
0 |
― |
1 |
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後半 |
1 |
― |
1 |
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合計 |
1 |
― |
2 |
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2025年2025年IFAリーグ3部Aの第4節 対古河第一B戦は、満開の桜に囲まれた古河市のヨシダサッカーフィールドで行われました。時折薄日の差す曇り空の下、試合は始まりました。
前節引き分けだった日立一は勝ち点3を奪うべく、序盤から古河一ゴールを目指して攻め込みます。
前半4分、右サイドでのFKからゴール前へのクロスは一旦クリアされたものの、ボールを回収したMFが再びゴール前へ送ったクロスにDFが頭で合わせますが、ボールは枠外に外れてしまいます。
前半8分、敵陣でのスローインからボールを受けたDFがドリブルで切れ込み、ゴール中央へパスを送りますが、GKにキャッチされます。
前半12分には、自陣中央から敵陣左サイドへのロングパスを送ると、ショートパスをつないで、最後はDFがドリブルでPA内へ進入しますが、相手DFに阻まれシュートまで持ち込めません。
前半16分には、センターサークル付近からMFが右PA手前へ絶妙のスルーパスを送ると、GKと1対1になったFWが、逆サイドのフリーのFWへラストパスを送ります。そのままFWが合わせてゴールかと思われましたが、必死に戻った相手DFにクリアされ絶好のチャンスを逸します。
その後、何度もFKやCKのチャンスを得ますが、得点に結びつけることができず、もどかしい展開が続いていたところ、古河一に一瞬の隙を突かれてしまいます。
前半30分、古河一はパスをつないで日立一陣地に攻め込むと、左サイドからゴール前へ高いクロスを送ります。ボールはゴールラインを割るかと思われましたが、風に押し戻されてファーサイドへ。そこでゴールを背にしてボールを受けたFWが振り向きざまに中央へパスを送ると、フリーになっていたFWに角度のないところからシュートを決められてしまいました。
日立一はすぐに円陣を組み、気持ちを立て直して攻撃を仕掛けますが、前半は1×0のまま終了します。
後半に入ってからも、日立一は再三古河一ゴール前へ攻め込みますが、得点につなげることができません。
後半13分、日立一は右サイドのゴールライン手前でFKのチャンスを得ます。しかし、ゴール前へのクロスはGKにキャッチされてしまいます。
後半18分にはキープ力のあるDFをFWに上げるなど、ポジションチェンジを行って得点を狙いに行きます。
しかし、直後の後半19分、古河一は左CKからファーサイドへクロス。日立一のDFがヘディングでクリアしますが、セカンドボールに反応した古河一FWが右PAの端からダイレクトでシュート。GKが必死に伸ばした手も届かず、緩やかな弧を描いたボールはゴール左上へ吸い込まれました。
2点差となり、まずは1点を返したい日立一は古河一陣地へ攻め込みますが、相手DFに阻まれ、決定機を得ることができません。
このまま試合終了かと思われましたが、後半39分、ドリブルでPA内に進入したMFが古河一DFに倒されPKを得ます。これをキッカーが落ち着いて決めて1点差とすると、ベンチやスタンドからは大歓声があがります。
そして、後半43分には相手のハンドからFKのチャンスを得ます。同点ゴールの期待が高まる中、キッカーがゴール前に絶妙なクロスを供給。しかし、DFがヘディングで合わせるも、ボールはゴールの枠をとらえることはできません。
その後も日立一は最後まであきらめることなく攻め続けたものの、試合は2×1のままタイムアップ。痛い一敗を喫しました。
90分を通して何度か得点を挙げる決定機があったものの、それを確実に決めきれなかったことが結果的には大きく響いてしまった試合でした。次節(4月19日)の後はインターハイ予選等の関係で2か月ほどリーグ戦は中断されます。リーグ戦前半の最後の試合となる次節では、今日の反省をしっかりいかし、チャンスは必ずモノにして、勝利を手にしてほしいと思います。







