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ワールドカップでの活躍 1

ワールドカップでの活躍 1

 

第20回ブラジルワールドカップは数々の歓喜と悲鳴のドラマがあった。

ドイツが6大会ぶり4度目の世界の頂点に返り咲いた。

大会期間中,我が日立第一高等学校サッカー部出身のお二人の活躍も素晴らしかった。

ここでは,お二人の現地での活躍の一端を紹介する。 

 

池田浩ドクターは24時間寝食を忘れた激務。

選手・チームのコンディショニング,怪我や病気の予防策,治療,栄養管理,カウンセリングなど,ミッションは多岐にわたった。

その活動のお姿は,国内,アメリカでの合宿,テストマッチ,そして本大会3試合で,テレビ中継で数回となくフォーカスされていた。ドクターはアクシデントにテキパキと落ち着いた所作で対応し,周囲に安心感を与えていた。

眼鏡の奥で選手たちをいつも静かにあたたかく見守っていたのが印象深い。

試合後,選手たちのインタビューは先ずドクターに感謝のコメントから始まっていた。相互の絆の強さ,信頼関係の深さがよく伝わっていた。

アジア最終予選から存在感と貢献度は計り知れないことは周知。

日立一高は,文科省からスーパーサイエンスハイスクールに指定され,国際社会で活躍する能力を持つ人材の育成を目指している。在校生にとってドクターは,身近な存在であり目指す教本ともいえる。ぜひ,ブラジルでの現場の生の体験談を拝聴し,今後の教訓・糧としたい。

 

池田浩

1971年 小学4年の頃油縄子少年団でサッカーをはじめ,多賀中学校を経て日立一高でサッカーを続ける。骨折を経験し,選手を一日も早く復帰させたいとの思いで医師を目指す。順天堂大学医学部で学び,JEF千葉Nチームドクター,ザック日本のチームドクターとなる。現在,順天堂大学医学部整形外科専任准教授 日本サッカー協会医学委員会委員長


掲載日 平成26年7月28日
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