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【父母の会観戦報告】令和4年度茨城県高校サッカー新人大会 県大会1回戦

令和4年度茨城県高校サッカー新人大会 県大会1回戦 令和5年1月20日(金)
結果 日立一高 ー水戸工業高校
前半   1     ー  0
後半     1   ー  1
合計   2       ー    1
会場 IFAフットボールセンター
 
 ついに、令和4年度茨城県高校サッカー新人大会 県大会1回戦が暖かな日差しの中、多少ウェットな状態のIFAフットボールセンターで行われた。
 試合前、一高のいつも以上に気合の入った円陣は、見ている者に安心感と期待感を与えてくれたが、水工の円陣は一高以上に気合が入っており、多少の不安を感じた。
 
 一高のキックオフで試合が始まっても、水工は全員で声を掛け合いボールを跳ね返す。相手の流れになるのかと思った矢先、両チーム初めてのシュートを1分、一高が放ちそこから一高の流れになる。しかし、決定機までには届かず、次第に水工に流れが移っていく。7分、水工は左CKのチャンスを作り、そこから連続攻撃をしかけるも、一高は全員で体を張って守る。両校、縦パスを多用し得点を狙おうとするも、中盤で激しくボールを奪い合い、なかなかペースを作れない。20分、相手のFKから頭で合わされるが枠外。一瞬ひやりとする。そのような中、26分、一高の左CKを相手GKがはじいたところ押し込み待望の先制点を挙げる。一高の「絶対に勝つ」という強い信念がもたらした得点といえよう。その後は一進一退の攻防が続く。39分には左サイドから水工の強烈なシュートを受けるも枠外に外れ、1-0で前半終了となる。

 ハーフタイムに水工は気合いを入れ直したのか、後半の最初から元気のいい声を響かせる。しかし、一高も負けじ劣らずの気合いで応戦する。42分、相手の左からのシュートも一高DFが体を張って守る。その後の連続シュートに対しても全員でブロックする等、一高の全員守備の意識が強く感じられる。46分、一高は左からのFKを頭で合わせるも惜しくも外れる。そこから、一高は縦横の速いパスをつなぎ始め、流れをつかむ。55分右CK、57・58分と立て続けに左からのミドルシュートと連続してチャンスを作るも得点には至らなかった。逆に66分には相手のカウンターあうも、一高GKが体を張って死守。そして、70分、ついに右からのCKからの連続攻撃により念願の2点目をもぎ取る。その後は必死に追いつこうとする水工の猛攻にあうも、一高GKの勇気あるプレーを中心に守り続ける。最後に意地を見せたい水工は、終了間際の82分右からの突破から1点を挙げるも、そのまま2-1で終了となった。

 令和5年、最初の公式戦を白星で飾った。まずは「おめでとうございます」
 次の2回戦の相手はいよいよ鹿島学園である。今年のテーマである「野心」が試される相手となる。全国常連校であっても相手も同じ高校生、一高生がどこまで強い信念と勇気をもっているのか計り知る最高の相手である。結果も大切であるが試合内容を楽しみにしたい。


令和5年1月20日 於IFAフットボールセンター 父母の会

掲載日 令和5年1月31日
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