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【父母の会観戦報告】令和4年度茨城県高校サッカー新人大会 県大会2回戦

令和4年度茨城県高校サッカー新人大会 県大会2年1月24日(火)
結果 日立一高 ー 鹿島学園
前半   0     ー  2
後半     0   ー  1
合計     0       ー    3
会場  高松緑地公園

 令和4年度茨城県高校サッカー新人大会 県大会2回戦、相手は冬の選手権県王者鹿島学園との一戦が冷たい雨の中、高松緑地公園で行われた。
 試合前には笑顔が見られるほど一高はリラックスムードであった。その分、いつも以上に内なる闘志が感じられた。
 
 学園のキックオフで試合が始まった。両チームスリッピーなピッチに手こずるが、技術・経験で一高を上回る学園が序盤からペースを掴む。
 4分、両校を通じて初のシュートを学園が左サイドから放つが、枠の外にはずれる。その後も学園は遠目からシュートを打つも、一高は体を張った守備で大きくクリアーし陣地の挽回を図った。学園は中盤から厳しく、激しいプレッシャーをかけては一高からボールを奪い、左サイドを中心に攻撃の手を緩めない。6分、12分、18分と学園はCKのチャンスを掴むも、一高は辛うじてゴールマウスを守る。忍耐の時間が続きどうちかチャンスを作ろうとするが、20分相手の連続攻撃でとうとう先制を許してしまう。しかし、一高も24分、右FKから左CK、相手のクリアーに対してロングスローとどうにか反撃を試みるも、シュートまでには至らなかった。少しずつ、一高が学園のネームバリューによる精神的な重圧に慣れてきて反撃ののろしを上げようとした35分、学園は左からの折り返しを受けた中央の選手が冷静にゴール左隅に決め0-2となる。全体的に一高は硬く、いつものプレーが出せないまま前半終了となる。

 一高はハーフタイムの指示と入れ直した気合を胸に、後半に臨んだ。
 学園は一高のハイプレッシャーをかわすため、GKを含めた守備陣で冷静にボールを回した。一高はボールを奪うため全員で必死に走り回るも、学園はそのギャップに走りこむ選手に正確なパスをつなぐ。特に学園GKのキックは正確かつキック力があるので、一高がいいところまで追い込んでも一瞬にしてピンチ変わった。そして、48分ダメ押しともいえる3点目を学園に許した。だが、ここで諦める一高ではなく、51分メンバーを入れ替え両サイドバックを高い位置に置き流れを変えようとする。53分、学園DFからボールを奪い攻撃を仕掛けるもパスがつながらなかったが、流れに乗った攻撃が見られた。徐々に一高は攻撃のリズムができかけたが、学園は前後、左右に細かなパスをつなぎ上手にかわした。79分、一高は左からのシュートを放つもGKの正面に終わり、そのまま試合終了。0-3の完敗であった。
 
 全国常連校との試合は非常に多くの面で力の差を痛感した試合であった。しかし、相手も同じ高校生。絶対に勝てない相手はいないはず。
 今回の経験を絶対に忘れず、これからのアイデア溢れる練習による成長を期待したい。
 悪天候の中、鹿嶋まで応援に来てくれた先輩にも、さらなる成長を見せられるよう、とにかくがむしゃらに努力を続けてもらいたい。
 「野心」忘れるべからず!

 令和5年1月24日 於 高松緑地公園 父母の会

掲載日 令和5年1月31日
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