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【父母の会観戦報告】IFAリーグ2部 対古河一B

IFAリーグ2部 対 古河一B 令和5年4月1日(土)
結果 日立一高 ー 古河一B
前半   2   ー  0
後半     1   ー  0
合計     3   ー    0
会場  スポーツ広場
 IFAリーグ3戦目、温かな日差しの中、春風、桜舞い散る折笠スポーツ広場にて行われた。 
 試合開始前、今までで一番の笑顔とハイテンションの円陣が組まれた。ピッチに出る選手はベンチの選手やマネージャーさんとも全員にハイタッチ、監督やコーチとはグータッチをしコートに入った。
 恐らく、惜別の想いを胸に秘めながら・・・

 風下に立つ古河一Bのキックオフで始まる。両チームとも、中盤でボールを奪うとロングパスを入れ、セカンドボールを拾う同じような展開を繰り広げる。フィジカルが強い古河一Bに対し一高はなかなかリズムがつかめずにいたが、11分。左サイドDFから中央、右サイド、中盤とボールを丁寧につなぎ、一瞬のスキをついて走り込んだ選手に絶妙のタイミングで縦パス、その選手からの折り返しを中央で合わせ見事先制点を挙げる。ダイレクトやワンタッチでつないだ流れるようなパス回し、相手のオフサイドトラップを見事突破した鮮やかな得点であった。この得点こそ、今までご指導いただいた先生に魅せることができた最高のプレゼントである。その後は相手も古豪のプライドを見せるが、ベンチから冷静かつ客観的に相手を分析していた先生からの指示と、主将を中心とするDF陣の声により、全体的に落ち着いて対応できた。また、FW陣はチャンスとみると複数で相手DFにプレッシャーをかけボールを奪うという、すばらしいチームワークでチャンスを作った。完全に一高の流れになると、34分、中央突破した選手が2点目を奪い取った。前半は終始、組織と個の絶妙なバランスと、熱い想いを持ちながら常に落ち着いたプレーを見せた一高のペースで終わった。
 後半も非常にリラックスした中にも適度な緊張感を漂わせた一高のボールで始まった。早く一点を取り、反撃ののろしを上げたい古河一Bはショートの縦パスを多用する。しかし、一高は中盤、DFが常にカバーリングができるポジショニングを取り連続で守ることができるので、相手の攻撃の芽を早々につぶすことができた。時間が経つにつれ、中盤でのボールの奪い合いも激しさを増すが、この試合だけは絶対に負けられないという強い気持ちの一高が徐々にペースをつかみ始める。そして73分、右からのグラウンダーのFKのこぼれ球を押し込み、ダメ押しの3点目を挙げる。ベンチにいる選手とも喜びを分かち合える一高の雰囲気が最高に素敵であった。どうにか一矢報いようと選手交代で流れを変えようとする古河一Bであったが、今日の一高選手には通じなかった。早く終わって勝利をプレゼントしたいという気持ちと、試合が終わらずこのまま自分たちのプレーを先生に見守ってもらいたいという複雑な思いの中、試合終了の笛が鳴った。気が付けば、周りには大勢の保護者や卒業生が試合を観に来ていた。それは、ベンチで最後の指揮を執る先生に対する感謝の気持ちの表れであろう。
                                                          
 これで、2部リーグ昇格後、2勝1分と幸先のいいスタートを切れた。
 全てが、今までお世話になった先生のおかげである。選手も保護者も卒業生も全員が感謝の気持ちでいっぱいである。「ありがとうございました。」
  今までのご指導に対する恩返しは、勝利しかない。今日のような試合を今後も続けるためには、今まで以上に一人一人が異動された先生に負けないくらいの「強く、熱い気持ち(野心)」をもつことである。
 成長した姿を見せることができれば、関東・全国も近づくはずである。
 新しい先生の下、全員の鍛錬に期待する。
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令和5年4月1日 於 折笠スポーツ広場 父母の会

掲載日 令和5年4月1日
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