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【父母の会観戦報告】IFAリーグ4部 対 科技高日立

IFAリーグ4部 対 科技高日立 令和5年6月4日(日)
結果 日立一高B - 科技高日立
前半   3     -  0
後半   1   -  1
合計   4   -  1
会場 折笠スポーツ広場

 IFAリーグ4部の第3戦目、対科技高日立の試合が晴天爽風の折笠スポーツ広場で行われた。一高は前日(6/3)の県大会2回戦が雨天の影響で明日に順延となり、コンディション調整や選手起用の面で難しさがある試合となる。
 
 科技高のキックオフで試合が始まる。
 開始直後から、科技高がペースをつかむと5分、右サイドから左サイドへパスをつなぎ、一高DFをかわしてシュートを放つも一高GK正面。その後は両校ペースをつかめず一進一退の攻防が続く。科技高はパスを丁寧につなぐもシュートまでには持ち込めず、一高は中盤でボールを奪うも細かなミスが目立ち、なかなか前線までボールを運ぶことができなかった。そのような焦れた展開でも、ピッチサイドでは仲間のために一所懸命に応援をする一高の選手がいた。普段は応援をされる側だが、今日は立場を入れ替え必死に声を張り上げていた。これが、一高最大の強みの一つである和(輪)なのだろう。その応援の甲斐があってかついに先制点を一高があげる。15分、科技高DF陣のパスの乱れをついて右サイドから冷静にシュート、鮮やかにゴールに突き刺さった。これを機に一気に流れを引き寄せた一高が23分、左サイドからドリブルで突破し、相手2選手が囲まれてもうまく体を入れ替え左足でシュート。そして30分には右からの折り返しを左サイドから合わせたミドルシュートで3-0とする。前半の3得点とも、流れるようなパスのつなぎと冷静で正確なシュートによるものであった。
 後半も一高ペースで試合が流れる。一高は積極的にシュートを打つも枠外が目立つようになってくる。それに対して科技高もどうにか耐えながら、ワンチャンスを狙っていた。そして68分、一高のハンドで得たFKを科技高は直接ゴールを狙う。一度は一高の壁に阻まれるも、そのこぼれ球を再び科技高が拾いゴールを決め3-1とする。そこからは科技高の流れになるも、一高はどうにか必死で守り切る。そして、79分には一高は右からのセンターリングを科技高GKがはじくも、そこに詰めていた一高3年生が「これぞ白亜魂(最後まで諦めない粘り強い気持ちで一高全運動部の目標とする魂のこと:ちなみち甲子園初出場を決めた決勝戦は、7回裏2アウトランナーなし1-7で負けていた状況からの奇跡の逆転劇です)」と言わんばかりの4点目を奪い試合を決定づける。そして、試合終了。4-1の快勝であった。
 これでリーグ戦開幕から3連勝とし、明日のAチームの県大会に弾みがついた。
Aチームの選手にも今日のBチームのように、思い切りのいいシュートを打ってもらいたい。今日のBチームの全得点が、Aチームにも見習ってもらいたいくらいのすばらしいシュートであった。
 いよいよ、明日は県大会。
 一高選手にはA・B関係なしに、「ワンチーム」で臨んでもらいたい。特に3年生には、このチームだからこそ築き上げられた「強い絆」を発揮し勝利してもらいたい。
 「Without friends no one would choose to live, though he had all other goods.」
 
 令和5年6月4日 於 折笠スポーツ広場 父母の会

掲載日 令和5年6月4日
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