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【父母の会観戦報告】 全国高校総体県予選 対明秀日立

全国高校総体県予選 対 明秀日立 令和5年6月7日(水)
結果 日立一高   -  明秀日立
前半     0      -      0
後半     0      -      5
合計     0      -      5

会場 鹿嶋市高松緑地公園

 劇的なPK戦の勝利から2日後、正念場の2戦目になる明秀学園日立との3回戦が、鹿嶋市高松緑地公園で行われた。時折風は吹くものの気温は高く、まだ疲れが完全に取れていない一高選手にとっては嫌な天気と言えよう。今日は前回よりも応援の保護者の数も増え、お揃いのユニフォームを着た。今日も「一高One Team」の完成であった。
 前半、一高のキックオフで始まる。それと同時に、明秀の応援が始まる。人数で一高を圧倒する明秀応援団は、まるで鹿島スタジアムにいるかのような応援であった。しかし、一高は数で負けてても心では負けず、熱い応援を始める。ピッチ外でも熱い戦いが始まったが、ピッチ内ではさらに熱い戦いが繰り広げられていた。今までの2試合とはまるで違う寄せの速さと当たりの強さで、明秀は一高にぶつかってきた。一高は細かなパスをつなごうとしても明秀に寄せられ、思うようにボールを運ぶことができず、攻撃を組み立てることができなかった。しかし、一高も相手の攻撃のリズムに慣れてきて、全員がコンパクトにまとまった守備で対応する。明秀はCKやロングスローでどうにか一高の守備を切り裂こうとするが、ゴールマウスを体を張って守る一高選手の壁にはじき返され、前半は0-0で終了する。

 そして、いよいよ勝負の後半。一高選手は、ベンチにいる全員とハイタッチをしてピッチに入ってきた。清々しい表情に期待が膨らんだ。しかし、後半始まって1分(41分)、明秀は左CKを頭で合わせ先制点をあげた。後半開始直後の一高選手の集中が上がっていない状態での失点であった。この後すぐに切り換えたかったところだが、46分には中盤でボールを奪った明秀がそのままロングシュートを決め0-2とリードを拡げた。その後も、完全に勢いにのった明秀が攻撃の手を緩めず一高ゴールに襲い掛かる。しかし、一高もどうにか踏ん張り、給水タイムとなる。その後、一高はメンバー入れ替えシステムを変更し、得点を狙いに行く。これが、功を奏したのか一高は63分、左サイドを駆け上がったFWにパスがつながり、中へ中へとパスをつなぐ。そして、走り込んできた選手がダイレクトで合わせ強烈なシュート。この試合最大の見せ場であったが、明秀GKにはじかれ得点を奪うことができなかった。その後、70分、75分、81分とセットプレーで失点し、最終的には0-5で一高は敗れてしまった。

 これで、一高のインターハイ県予選は終わった。つまり、3年生全員でのサッカーも終わりになった。非常に残念である。
 現段階では、誰がいつ引退するのか明確ではないが、まずは3年生全員にお礼が言いたい。
 「A・Bチーム関係なく、今まで一生懸命に努力し続けた君たちに拍手を送りたい。そして、いつも感動する試合を見せてくれてありがとう。」
 今後、3年生はそれぞれの夢に向かって新たに頑張り始めるだろう。大学進学に向けて必死に勉強する者、冬の選手権でのリベンジを果たすため今まで以上にハードトレーニングを積む者。道は分かれようとも、今までの経験で築き上げてきた心の強さをこれからの人生に生かしてもらいたい。
 先生方、コーチの皆様、トレーナーの先生、1・2年生、マネージャーさん、そしてOB の方々、今までご指導くださったり、応援してくださったり本当にありがとうございました。

令和5年6月7日 於 鹿嶋市高松緑地公園 父母の会

掲載日 令和5年6月7日
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