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【父母の会観戦報告】IFAリーグ2部 対 水戸啓明

IFAリーグ2部 対 水戸啓明 令和5年7月1日(土)
結果 日立一高 - 水戸啓明
前半   1    -  2
後半   1    -  2 
合計   2  -  4 
会場 IFAフットボールセンター

 IFAリーグ戦8節目、水戸啓明との戦いが梅雨特有の非常に蒸し暑い曇り空の中、IFAフットボールセンターにて行われた。啓明にとって一高は1部に上がるために勝たなければならない相手であり,逆に一高にとって啓明は関東大会県予選のリベンジでもあり、1部に上がるために勝ちたい相手であった。

 前半から、一高は前節同様に全員でプレスのタイミングを合わせボールを奪いに行くも、啓明は慌てずGKも含めたDF陣が冷静にボールを回すサッカーが繰り返された。両校流れがつかめない状態の6分、一高は啓明の右からのシュートをGKがはじくもこぼれ球を押し込まれ痛い失点をする。一高にとっては徐々にプレスが機能し始めてきて、流れが傾きかけてきた矢先の手痛い失点であり、その後は啓明の流れとなってしまった。16、19分には啓明からミドルシュートが打たれるも一高GKのナイスセーブが見られた。どうにか一高もボールを奪いに行こうとするも、落ち着いて対応する啓明からはなかなかボールが奪えずチャンスをつくることができなかった。そして26分には啓明の豪快なミドルシュートが一高ゴール右隅に突き刺さり0-2とされる。非常に嫌な流れになると一高保護者の誰もが思った29分、一高は左サイドからのシュートがバーに直撃し、そのこぼれ球に反応したFWが頭で押し込み1-2とする。今までなら0-2のままだったかもしれないが、新メンバーの思い切ったシュートと詰めたFWの二人の力で奪い取った得点と言えよう。そして、そのまま1-2で前半が終了する。
 一高にとっては非常に苦しい内容で、細かなパスミスが目立つ前半だったが、それでも点差は1点と後半につながる展開であった。ハーフタイムでどこまで連携を修正できるかが勝負の鍵を握った。

 後半も啓明がボールを支配し一高ゴールを狙ってきた。一高は啓明にミドルシュートやコーナーキックを与えるも、ギリギリのところで全員が体を張りゴールを死守した。一高は耐えながらもワンチャンスを狙いに行くが、思うようにはボールがつながらず苦しい展開が続く。74分には啓明は縦にボールをつなぎキーパーとほぼ1対1の状態になるも一高GKの好守にはばまれ追加点が奪えなかった。一方一高は後半給水後にメンバーチェンジし点を取りに行く姿勢を見せる。両校追加点が取れず疲れと焦りが見え始めた76分、一高は左サイドでパスをつなぎゴール中央へ、それをMFが受けると鮮やかにゴール右隅に同点ゴールを決める。思い切りのいい見事なシュートに一高選手、ベンチ、保護者から大きな歓声が湧きあがった。これで一高の流れになり一気に逆転かと思われたが、相手も意地を見せ79分、一高CBからボールを奪うとキーパーをかわし2-3、82分にはロングシュートを決め2-4と再度一高を突き放した。一高もメンバーを入れ替え追加点を狙いに行くも相手にかわされ、そのままの2-4で試合終了となる。啓明相手に一度追いつきながらの敗戦は、非常に悔しさが残った。

 次はいよいよ、前期最終戦となる明秀Bとの戦いが日立市民陸上競技場で行われる。
 マネージャーさん考案「白亜魂で青く染めろ」の企画があり、多くの一高関係者が見に来ることが予想される。ここで勝って、2部リーグの上位に位置しながら後期に臨みたい。そのためには、今日の試合から分かった課題をこれからの日々で修正する必要がある。簡単なことではないだろか、今日の負けた悔しさがあるならば絶対に努力できるはずだ。とにかく、必死にやるしかない。1人の一高OBとして(このHP作成者もサッカー部ではないが一高卒業生)、後輩たちの頑張りに期待したい。

 「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもない。唯一生き残るのは、変化できた者である。」
つまり、敗北から選手一人一人が変われれば(成長できれば)、2部リーグ上位に生き残れる。

令和5年7月1日 於 IFAフットボールセンター 父母の会
     

掲載日 令和5年7月1日
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