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【父母の会観戦報告】IFAリーグ2部 対 明秀学園B

IFAリーグ2部 対 明秀学園B 令和5年7月8日(土)
結果 日立一高 - 明秀学園B
前半   1    -   2
後半   0    -   2 
合計   1  -   4 
会場 日立市民陸上競技場


 IFAリーグ戦2部前期最終戦となる明秀学園Bとの戦いが、曇り空の中、日立市民陸上競技場で行われた。一高はマネージャーさん発案「白亜魂で青く染めろ」企画に賛同した40人前後の一高生が詰めかけ、スタンドは熱気に包まれた。その中には既に引退した3年生や卒業生の保護者、一高在籍生徒(サッカー部ではない)の保護者もいて、「一高」という学校レベルのチームワークのよさを感じることができた。応援に駆けつけて下さった皆さん、「本当にありがとうございました!」

 明秀イレブンは全員によるハイタッチでピッチに入場、その声の大きさと雰囲気は全国レベルのものであった。一方、一高はケガ人等によりベストメンバーではなかったが、それでも気合い最高の表情であった。
 明秀のキックオフで試合が始まった。明秀は持ち前のフィジカルの強さを生かし積極的に縦パスを多用し、それに対し高さで勝る一高DFがはじき返す展開となった。しかし、細かなミスが目立つ一高はなかなか中盤でボールをキープすることができず、徐々に流れが明秀に傾きかけた7分、中央で鮮やかに細かなパスが繋がり最後はタイミングよく抜け出したFWにオフサイドぎりぎりの縦パス、そして明秀GKの脇を抜く見事なシュートで一高が先制した。ベンチもスタンドも大いに盛り上がった瞬間だった。しかし、その後は明秀のリズムになり、18分右からの折り返しに左サイドの選手が頭で合わせ同点に追いつかれる。このまま一気に逆転されるかと心配したが、一高全員による体を張ったプレーで失点を免れ耐える時間が続いた。どうにか我慢しながらもチャンスを作ろうとするが、セカンドボールの回収があまりできず、パスの連携も乱れ思うようにはいかなかった。このまま1-1で前半終了してくれればと祈ったが、39分明秀FWの早い寄せから失点し1-2で前半が終わる。

 後半は多少太陽が出始め、湿度も上がり非常に蒸し暑さが増した状態であった。ピッチに入ろうとする選手にも何となく疲れが見え隠れしていたが、「白亜魂で青く染めろ」応援団からの熱い声援によって元気と活力を取り戻した。しかし、地力に勝る明秀は攻撃の手を緩めず48分左からのアーリークロスにピンポイントで合わせ1-3とする。攻撃に転じたい一高は疲れの見えた選手を交換し、流れを変えようとする。63分には左から右へロングパスで相手を揺さぶり、最後は強烈なシュートを放つも明秀GKに阻まれ点差を縮めることができなかった。逆に明秀は67分、右から一高DFをかわし見事なミドルシュートをゴール左ネットに叩き込む。これで1-4となり一高はがむしゃらに点を取りに行く。83分には左FWがシュートを放つも相手GKのファインセーブに遭い、その後も連続でコーナーキックを奪うもあと一歩のところで得点には至らなかった。そして、そのまま1-4で試合終了となった。
 これでリーグ戦の前期が終了し、勝点13の5位で折り返すこととなった。【1位(22点)明秀B、2位(21点)啓明A、3位(19点)霞ヶ浦A、4位(17点)鹿島学園C、6位(12点)常総、7位(9点)波崎A、8位(8点)水戸葵陵A、9位(7点)古河一B、10位(1点)常磐A】
 来週には後期初戦水戸葵陵との戦いがあり、その後は夏休みに入るため9月まではリーグ戦から遠ざかる。まず来週の葵陵との戦いは何が何でも勝利し、勝点を積み上げたい。思い起こせば、リーグ戦初戦の葵陵戦(3/18)に引き分けたことで一高の快進撃が始まったとも言えるかもしれないが、残り数分で追いつかれたゲーム展開から考えると、勝ちきれない一高の弱みが出た試合とも言える。冬の選手権や一部昇格を本気で目指すのであれば、この夏に再度自分たちの弱点を洗い出し、その克服に向け一心不乱に努力してもらいたい。

 「目標は他人から与えられていてはいけない。目標は常に自分の中から生まれてくるべきなんだ。」
 「引退せず残った3年生は誰のため、何のために残ったのか、再度自分の心と向き合うように!」

令和5年7月8日 於 日立市民陸上競技場 父母の会
     

掲載日 令和5年7月8日
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