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【父母の会観戦報告】IFAリーグ2部 対 水戸葵陵

IFAリーグ2部 対 水戸葵陵 令和5年7月15日(土)
結果 日立一高 - 水戸葵陵
前半   0    -  1
後半   0    -  2 
合計   0  -  3 
会場 石滝グラウンド

 IFAリーグ戦後期初戦となる水戸葵陵との戦いが、蒸し暑い曇り空の中石滝グラウンドで行われた。1部昇格を目指す一高にとっては、この葵陵戦は絶対に落とせない大事な一戦であった。一高はケガ人がおり、まだまだベストメンバー・ベストコンディションにはほど遠い状態であったが、それはどのチームも同じ事。要は、総合力が鍵を握る試合である。
 前半、一高のキックオフで試合が始まった。葵陵は序盤から細かなパスをつなごうとするが、一高選手の体を張ったプレーで思うようには流れを掴めなかった。しかし、一高もセカンドボールを思うように拾えず、ショートパスの精度も低くリズムに乗れなかった。両校、決定機をつくれないまま時間が過ぎていく中、22分、一高はペナルティーエリアのすぐ後ろからのFKというビッグチャンスを得た。慎重にボールをセットし右足でゴール右隅を狙うも、惜しくも壁に跳ね返された。ピンチに耐えた葵陵は33分、左スローインから左サイドを突破し、中央へ折り返すとフリーで待っていた選手が押し込み先制する。暑さと疲労で一高選手の集中が途切れた一瞬の出来事での痛すぎる失点となった。前半はそのまま0-1で終える。
 後半もリードしている余裕からか、葵陵が思い切りのいい攻撃を仕掛けてくる。劣勢に立たされた一高であったが、どうにか持ちこたえた。しかし47分、葵陵はハイプレッシャーから左サイドでボールを奪うとすぐに中央へパス、そのパスを受けた選手がシュートを放つも一高GKが辛うじてはじく。一瞬難を逃れたかと思いきや、そのこぼれ球にいち早く反応した葵陵がボールを押し込み0-2となった。精神的なダメージを一高選手が回復できないまま、51分には葵陵が右サイドを個人技で突破しそのまま強烈なシュートで3点目を奪う。どうにか一矢報いたい一高は選手を交換し点を取りにいくも、パスもシュートも精度に欠けそのまま無得点で試合終了となる。

 一高にとっては非常に痛い黒星スタートの2部リーグ後期となった。
 この後は、夏休みとなり1か月以上リーグ戦と離れる。
 一高が今後リーグ戦で上位進出できるのか、そして冬の選手権予選でベスト8以上に残れるかはこの夏休みが勝負となる。心技体の全ての基本を徹底することは当然だが、明秀や鹿島学園、その他の私立高校との違いは何なのかを負けた試合から再度冷静に分析し、一高の弱点を克服してもらいたい。そして、更なる高みを目指してもらいたい。その中心になるべきなのが、受験勉強との両立を覚悟の上引退せず残った3年生なのだから、時間を無駄にせず切磋琢磨し続けてもらいたい。

 いつも影でチームを支えてくれているマネージャーさん、ゆっくり休んでくださいね!
 君たちがいないのはチームにとって非常に痛いのですが、そんな時だから選手がしっかりと自己管理することが求められます。その経験がチームをさらに強くさせるはずです。休養ですよ!

令和5年7月15日 於 石滝グラウンド 父母の会
     

掲載日 令和5年7月17日
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