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【父母の会観戦報告】IFAリーグ2部 対 鹿島学園C

IFAリーグ2部 対 鹿島学園C 令和5年9月3日(日)
結果 日立一高 - 鹿島学園C
前半   1   -   2
後半     0    -    0 
合計     1    -    2 
会場 鹿島学園グラウンド

 IFAリーグ戦後期第2戦目(通算11戦目)となる鹿島学園Cとの戦いが、残暑厳しい中鹿島学園グラウンドで行われた。両校にとって1か月半振りとなるリーグ戦であり、一高にとって1・2年生がどこまで成長したのかを計り知る大切な一戦であった。
 一高は3年生のケガ人がこの試合から復帰したが、まだまだベストメンバー・ベストコンディションにはほど遠い状態であった。
 前半、風下に立つ鹿学のキックオフで試合が始まった。序盤、硬さが見られる一高に対し、ホームの強みを生かし伸び伸びサッカーを展開する鹿学がペースを掴む。4分、鹿学は中央突破をし一高GKと1:1になるも、一高GKが左足で止めるファインセーブを見せる。その後も鹿学は右サイドから突破するも、一高GKが前に出てシュートコースを消すなど、ナイスプレーを連発する。一高もどうにか反撃を試みようとするも、相手の出足の早いプレッシャーで思うようにパスがつながらず、逆に鹿学はボールを奪うと縦パスでリズムをつくる。どうにか一高DFが跳ね返すも、セカンドボールを鹿学が回収し、次はサイド攻撃を仕掛けるなど、徐々に一高は防戦一方の展開になる。そして9分、一高は右サイドから崩され、左、中央とパスをつながれ、最後はゴール前でフリーになった選手に押し込まれ先制される。流れに乗った鹿学は攻撃の手を緩めず、21分に左からのグラウンダーのパスを中央で合わせ2点目を奪う。ここで給水となり、一高は気分一新を図った。給水後は、ある程度吹っ切れたのか、高い位置でプレッシャーをかけ始め、ボールを奪うシーンが多く見られるようになった。そして、24分、一高は左からのロングスローにFWが頭で合わせ1-2とし、反撃ののろしを上げる。29分には、左からミドルシュートを放つが惜しくも枠外であった。しかし、点を取りたいという気持ちが表れた、すばらしいシュートであった。34分には左からのFKを頭で合わせるもポストの上に外れる。その後も、連続ロングスローでゴール前まで攻めるも、あと一歩のところで追いつくことができなかった。そのまま1-2で前半が終わる。
 後半もリードしている余裕と、更に強くなった風を味方にした鹿学は思い切りのいい攻撃を仕掛けてくる。一高もGKを中心に対応し、どうにか流れを取り戻そうとするも、要所要所で細かなパスがつながらずリズムに乗れなかった。鹿学は徐々にペースをつかむと68分、ゴール前の混戦からループシュートを放つもポストの上に外れる。一瞬ひやりとする。その後は両チーム一進一退の攻防を繰り返すが、暑さと疲労からかやや正確性に欠けるサッカーが展開される。そのまま決定的なチャンスをお互いに作れないまま試合終了の笛が鳴る。夏休み明けの大切なリーグ戦は、残念ながら1-2の黒星スタートとなった。
 
 一高にとっては多くの課題が残った試合であった。
練習不足による不十分な連携、ピンチの時の声、遠慮している新メンバー、3年生を中心とする今まで試合に出ていた選手の気合い・・・、これらの多くの課題をこれからの練習と、毎週行われるリーグ戦で少しずつ改善していき、チームのレベルアップを図ってもらいたい。今日の敗戦がいい糧になるよう、全員でがむしゃらに取り組んでもらいたい。特に3年生は、サッカーと勉強の両立が大変になると思うが、それはどのチームの3年生も同じこと。言い訳にはならない。とにかく、残りの1か月、悔いを残さないよう貴重な練習時間を無駄にせず、高みを目指してもらいたい!
「Try Hard!」


令和5年9月3日 於 鹿島学園んグラウンド 父母の会
     

掲載日 令和5年9月3日
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