日立一高C	VS	日立商業A
前半	0	―	2
後半	1	―	3
合計	1	―	5

　3部リーグに遅れること約2ヶ月、2025年IFAリーグ4部が開幕しました。今年度は4部NorthBリーグにBチームが、AリーグにCチームが参加します。3部昇格を目指す日立一高Cにとって、大事な初戦は五月晴れの青空の下、折笠サッカー広場にて行われました。
　試合開始早々、日立一は敵陣中央付近でFKのチャンスを得ます。ゴール前へのクロスをGKが弾いたところをヘディングで押し込もうとしましたがクリアされてしまいます。
　日立一は先取点を取って試合を優位に進めたいところでしたが、ピッチ全体を広く使ってパスを回してくる日立商の攻撃の前にディフェンスに回る時間が増えていきます。
　前半15分、日立商業はパスカットから、素早くゴール前にスルーパス。GKとDF2人がクリアしようとボールに詰め寄りますが、先にボールに触れたFWがゴールに流し込み先取点を挙げます。
　早く同点に追いつきたい日立一は、前半18分、相手PA手前でボールを奪ったFWがシュートを放ちますが、DFにブロックされてしまいます。
　前半30分、日立商業は自陣からロングパス。ボールを受けたFWとGKが1対1になりますが、日立一GKの好セーブにより追加点を許しません。
　その後も、日立商業の猛攻を何度もしのいでいましたが、前半40分、日立一DFの横パスを相手FWが奪うと、そのままゴール前へドリブルし、最後は逆サイドでフリーになっていたFWへパス。これを落ち着いて蹴り込まれ、2点目を奪われます。
　前半はそのまま0×2で終了。1点を追いかける日立一は、後半早々に何度か相手ゴール前に迫りましたが、得点につなげることができません。
　すると後半4分、日立商業は右サイド真ん中付近で一高DFからボールを奪うと、そのままカウンター攻撃を仕掛け、最後はゴール中央へのラストパスをフリーのFWがダイレクトで合わせ3点目を決めます。
　さらに後半7分、右サイドをオーバーラップしてきたDFが、そのままPA内へ進入し、中央へパスを送ると、FWが合わせて4点目を挙げます。
　攻撃の手を緩めない日立商業は、後半18分、日立一DFからGKへのバックパスを奪うと、そのままGKも交わして無人のゴールに流し込み5点目。
　何とか一矢報いたい日立一は前半27分、中盤での競り合いからボールを奪うと、左サイドへ展開。ドリブルでDFを振り切ったFWがゴール前へ低いクロスを送ると、FWがダイレクトで合わせて1点返します。
　しかし、その後は決定機を作ることはできず試合終了。1×5の黒星スタートとなりました。
　ちょっとしたミスからの失点がもったいなかったようにも思います。しかし、3年生主体のチームを相手に、しっかりとパスをつないで攻撃するなど、今後が楽しみな一面も見せてくれました。
　今日の試合の課題をしっかり修正して、次戦では勝利を挙げられるよう頑張ってください。